アートミックウェブサービストップページヘ アートミックウェブサービスロゴ
アートミックロゴ いらっしゃいませ ごゆっくりご覧ください

見出し画像=贈り物についての心得

人にいろいろな贈り物をすることは、心たのしいことです。
相手の人が気に入って喜んでくれそうな品を選ぶことはもちろん大切なことですが、時と場所によっては、縁起をかつぐ意味から、迷信めいたことのまで気をつけなければならないことが多々あるようです。
花の贈り物は、慶弔その他さまざまな場合によく利用されますが、病気見舞いに椿の花を持参することは禁物です、昔から、椿の花は首が落ちるといって忌み避けられています。
また、鉢植えのものも、「根につく(寝付く)」といって、人によってはいやがることもあります。
ばかばかしいことかもしれませんが、病床に伏している人の傷つきやすい心情を思いいたわって、世間一般に忌み嫌われていることは、やはり避けたほうがよいとおもわれます。
お茶の進物は、仏事の返礼のときなどによく用いられていますが、最近では、慶事の場合でも贈るようになりました。
ゲタなどのはき物や下着類を目上の人や先生などに贈るのも失礼にあたるとあれていましたが、最近では、身にものと、喜んで用いられています
また、贈る品物の数は、一般に1一、三、五というように奇数にします。 偶数は、仏事か法事の場合にかぎられます。
根も葉もないことと思われるかもしれませんが、やはり、病気見舞いのときなどは、十分に気をつけるに越したことはありません。